国本小学校 6年生 査定体験レポート
国本小学校では、6年1組・2組50名を対象に、対面で査定体験を行いました。9月14日(水)9時30分~12時の長丁場で盛沢山の内容でした。
【当日までの授業内容】
① 家の中の眠っているもの探し(0時間目)の振り返り
② ジャンル分けをする。
③ 「まだ使えるけど使われていないジャンル」のものの気持ちを探ってみよう。
④ その気持ちにこたえるために国本学園でできる活動を考えていこう。
⑤ これまで学習でかかわってきた企業とコラボはできないか?
【当日の流れ】
① 〔ブックオフより〕ABCD査定ランク分けについて説明
② 5人×10グループごとに査定段階を検討
③ 査定段階発表・講評
④ 10グループに分かれ、査定実習
⑤〔ブックオフより〕値段のつかない本を企業が引き取る理由についての説明
⑥ 店舗体験への導入
担任の先生からの導入の後、ブックオフより査定の「ABCD」ランク分けについてスライドを用いて説明しました。
ブックオフではどのように実際に査定しているかを、それぞれ持ち寄った本をもとに、査定の方法を確認しました。
「なぜ背表紙を一番に見るのか?」
「なぜ本の上部を見るのか?」
などの問いに対し、積極的な手挙げがありました。
その後、5人×10グループに分かれ、査定段階を検討しました。習ったばかりのABCDの評価分けに、みんな苦戦していました。
「これはきれいだしAかな?」
「カバーがボロボロだからDかな」
など、かなり真剣に査定していました。最初は大人が入らず、子どもだけで考えてもらいました。
査定タイムが終わり、講評タイムへと移ります。
「破れていないけれど、価値のある古い本なので、CかDかと思います」
「背表紙が白っぽい感じがして、下の角の部分が汚れているのでBランクだと思います」
など、代表の子どもに発表してもらいました。
その都度、ブックオフより講評と、本の査定方法を伝授してもらいます。実際に目の前にある本をダイレクトに査定してもらうことで、オンラインよりよりはっきりと理解できました。
査定の講評を受けたら、次は査定実習の時間です。10グループに分かれ、それぞれ準備してある5冊ずつの本を査定してもらいます。本はABCDが等分に入っているわけではないので要注意!
グループごとの査定実習の後は、ブックオフとSDGs活動についてのレクチャーがありました。
「アースオーバーシュートデー」についても大変分かりやすく、子どもたちも理解を深めたようでした。
最後に、担任の先生より、店舗開催にあたりタイムテーブルを示していただき、店舗開催の目的・活動のゴールイメージ、必要な役割などのブレストをしていただきました。
学園祭での店舗体験本番に向けて、子どもたちも気合が入っていました!
お疲れ様でした!