開智小学校 かつおぶし削り体験レポート
開智小学校様では、2022年6月16日に、3年生 5クラスで、かつぶし削り体験授業を行いました。
実践模様をレポートいたします。
小学校3年生の体験テーマ「和食」を1年間かけ、探究活動の一環として実施していただきました。
※開智小学校では、学級は異学年学級、授業は同学年のクラス、という形をとっており、今回の授業は同学年で行っている総合的な学習のような位置づけの授業でした。
枯節を見たのは初めてという子ども(教員も)が殆どで、みんな興味津々でした。
「なんでこんなにカチカチなの?」「これほんとにカツオ?」「カツオが小さくなった?」
ここから一気に子どもたちの「カツオはどうやってかつおぶしになるの?」という疑問が噴き出しました。
削ったかつおぶしを観察してみると、「魚の匂いがする!」「美味しそう!」と歓声があがりました。
さっきまで固い枯節だったものが、きれいに削られてかつおぶしになっていることにみんな感動していました。
【先生の感想】
今回のかつおぶしの体験授業では、本物のかつおぶしを使用して貴重な体験をさせていただきました。子どもたちはもちろん多くの教員も本物の枯節を触ったり削ったりしたことがなく、初めての体験に夢中になって取り組みました。本物のかつおぶしに触れてカツオという魚からかつおぶしになるまでの工程を学習したことで、食材にこめられた知恵や奥深さを感じることができました。GIGAスクール対応のテキストもとても分かりやすく、子どもたちは大切に持ち帰りました。また、いただいたかつおぶしを使って、家庭でも様々な料理を作ったり出汁をとったりして探究を深めることができ、保護者にもとても好評でした。
【子どもたちの感想】
教えてくださってありがとうございました。だしを使うことで魚を食べていると体にいいことをしていると思います。積極的に食べたいです。
<子どもたち オリジナルレシピ>
作品タイトル「玉子焼き」