幸手白百合幼稚園 かつおぶし削り体験レポート
幸手白百合幼稚園は、埼玉県幸手市にあります。 2022 年 11 月 15 日に年長組(5 歳児)50 名で、初めて鰹節削り体験の食育を 行いました。
実践の模様をレポートいたします。
本園では年間を通して食育を大切に実施しております。
10 月には、 育てたお米やさつま芋の食育、秋刀魚の食育などを行いました。
紙芝居(かつおぶし食育研究会から提供「かつおぶしは魔法のひらひら」)を事前に見て、期待を高めて当日を迎えました。
海の中を泳いでいる鰹の様子、一本釣り漁の様子、鰹節を作る様子など動画で作成しておいたものを見ながら説明すると、とても驚き集中して聞いていました。
鰹の縫いぐるみでも体の仕組みを見学した後、いよいよ鰹節削りの見学。音や香りを体験し、 初めてのことに興味津々でした。だしについての勉強も少しいたしました。
当日の給食では、かつおだしのお味噌汁を作っていただき味わいました。
(日頃は、 昆布や椎茸などの植物性の天然だしを使用しています。)
いつもの味噌汁との違いも感じてもらいました。
テキストと鰹節パックをご家庭に持って帰り、親子で料理に活用して頂けるようお願いしました。
【子どもたちの様子】
テキストと鰹節パックをご家庭に持って帰り、親子で料理に活用して頂けるようお願いしました。
体験を作文にしてもらうと、鰹の泳ぎに興味を持ったこと・漁の様子に驚いたこと・かつおぶしの香りについて・自分でも削ってみたかった・家でおかあさんと ピーマンと炒めて食べた・お好み焼きを作ったなどさまざまな感想がありました。
保護者からは、テキストで大人が勉強になりましたとの声もありました。
【保護者アンケート感想より】
・もともと鰹節を使ったものが好きでしたが、実際に見た事でもっと興味を持ってくれたと思います。
この機会に出汁の味で薄味でも美味しくなる事を覚えてくれたらと思います。
・なかなか出汁を取る。ということはできないが、かつお節を使うようにはしています。
・時間の許す限り、一緒に料理を作って食育しています。
・鰹節 鰹出汁は 舌の味覚をあげるとても大切な物だと思います。